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ラジエーターのメンテナンスについて

ラジエーターのメンテナンス

●はじめにラジエーターの下をみて、水が漏れていないか確認してください。冷却水は着色(赤、緑など)されていますので分かると思います。

●ラジエーターのリザーブタンク内の残量をチェックします。冷却水が、リザーブタンク側面の目盛の上限と下限の間に入っていればOKです。少なくなっている場合は冷却水を補充してください。ただ極端に減っている場合は、水漏れの可能性があり、ラジエーター本体やホース、リザーブタンク、ラジエーターキャップ、他の部分に問題がないか調べる必要があります。

リザーブタンク

●冷却水の色のチェック。冷却水のサビやひどい汚れは、内部の腐食、オーバーヒートの原因になります。一般的には、2年に一回交換することが望ましいといわれています。冷却水には、LLC(ロングライフクーラント)・不凍液が使われます。その理由は、寒冷地などで、冷却水が凍ると、その体積が増え、その結果、ラジエーターチューブやシリンダーブロック、シリンダーヘットを傷つけてしまいます。LLCは、冷却水の凍結を防止し、さらに腐食剤や沸点上昇を和らげる成分も含まれるものがあります。LLCの原液を使用する場合、その濃度は、通常30%(20%から35%)で、寒冷地の場合は、40%から50%といわれています。LLCは、誤飲防止のため、着色してあります。新車の場合、赤(トヨタ)、緑(日産)等の色がありますが色によって違いはありません。ただ各々の製品によってLLCの成分分布(主にエチレングリコール)が異なるものがありますので、交換時は同じメーカーを使った方がよいです。

●ラジエーターのキャップを外す際は、十分にエンジンが冷えているときに行ってください。冷却水が大量に噴き出す場合があり、大変危険です。

●微量の水漏れの応急処置としては、漏れの防止剤を使う場合がありますが、早めに専門店で修理してください。防止剤には、いくつか種類がありますが、大きな亀裂や破損がある場合や、内部が汚れている場合、効果はありません。またラジエーターの目詰まりを起こす場合もありオーバーヒートの原因になる場合もあります。使用条件をよく確認してから使用してください。

一般的なラジエーターの取り外しと取り付け方

自動車の車種によって、取り付け・取り外しの方法がそれぞれ異なります。この解説は、一般的な取り外し方法であるため、分からない場合はお問い合わせいただくか、自動車整備工場に依頼してください。一般的に取り付けは、約6000円から1万円程度だと思います。

ラジエーターの取り外し

  1. ラジエーターの温度が十分に下がってから、ラジエーターキャップを外す。火傷の原因になるため、十分注意してください。エンジンを切って十分に時間をおいてから作業に取り掛かること。
  2. ラジエーターのドレンコック(ラジエーターの下部)を戻し(開く)、ラジエーター内部のLLCを全部抜く。
  3. ラジエーター上部のカバー(ラジエーターグリルなど)を外す。
  4. アッパーホースと、ロアホースを外す。
  5. ファンカバー(ファンシラウド)を外す。
  6. オイルクーラーのホースを二箇所外す(AT車のみ)。外したホースに、ATのオイルが流れ出るため、外したホースに何かを詰め込みオイルが流れないようにする。
  7. ラジエーター本体の取り付け部(約4箇所)を外す。
  8. 慎重に上からラジエーター本体を取り出す。
  9. 取り付けは、取り外しの逆の順番に行う。
  10. ラジエーターがしっかりと固定されているかを十分に確認。アッパーホース、ロアホース、ドレンコック、AT用ホースが確実に取り付いているかどうかを確認。
  11. ラジエーターのキャップから規定量のLLCを投入する。
  12. ラジエーター本体内部の空気を抜く。このとき、ラジエーターのキャップは外すこと。空気が出てきますが、そのうち出なくなります。(しばらくエンジンをかけて、LLCが低下している場合、その減少した分のLLCを補助タンクに投入する。約1週間程度の期間をおいて確認してください。減少が見られる場合は、規定量になるまで追加してください)。
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